中に入ると、可愛らしいママさんが立っていた。 「こっから 好きなモンとってください～」 ショーケースには手作りのお惣菜が並ぶ。その中から缶チューハイに「くじらベーコン」「カマボコ」「筍のたいたん」などを貰って腰を下ろす。 ママさんはこの店を開けて50年くらいになるとのこと。旅行の話や旦那さんの話など色々話をしたが、その喋り方がめちゃめちゃチャーミング。また近々お話聞きに来させて頂こうかと思います。 （新型コロナウイルス感染拡大により、酒類の販売を一時的に中止していたり、営業時間・定休日などが記載と異なる場合があります。） [著者]イカ saka-navi.com/archives/22322

『青葉横丁』とは、駅から歩いて数分にある、所謂〝渋い店〟が集まった横丁。店内は小さなＬ字カウンターのみで、１０人が座れるか程の広さに若いマスターが一人で切り盛りをしていた。 座った目の前には、有名な『静岡おでん』の鍋がどっしりと鎮座して、その独特な〝極黒色〟の出し汁の香気が、唾液腺をシコシコと刺激させる。 ここはおでん鍋から自分で好きなタネを抜くシステム。いかにも〝濃味〟そうであったが、意外にも甘くあっさりとしている。そして静岡おでんに欠かせないものが『だし粉』。こちらも有名な『黒はんぺん』に振りかけて食べると……んまいッ!!いつも食べているフワフワの『はんぺん』とは明らかに違い、少し歯ごたえのあるすり身に『だし粉』の〝甘じょっぱい〟フリカケのようなアクセントが最高に合う。なんというか……酒のアテとしてはもちろん、『料理』としても非常に完成されているのだ。 （新型コロナウイルス感染拡大により、酒類の販売を一時的に中止していたり、営業時間・定休日などが記載と異なる場合があります。） [著者]味論 saka-navi.com/archives/16660

ご覧の通り外観は普通の酒屋さんだが・・・暖簾をくぐると、どーですかこのカオス感！！テーブルとカウンターにお客さんが鈴なりだっ！！ 関西の角打ちのおツマミはクオリティが高いところが多い。おでんもしっかり揃えられているし、天ぷらやコロッケなどの揚げ物もある。そんな中から「関西らしさ」を感じるこの二品。「伊藤ハムのポールウインナー」と「紅しょうがの天ぷら」だ。うーーんいい眺め。「大阪なう で使っていいよ」でツイッターに上げてみようかな。 （新型コロナウイルス感染拡大により、酒類の販売を一時的に中止していたり、営業時間・定休日などが記載と異なる場合があります。） [著者]イカ saka-navi.com/archives/19962

目の前には焼油でよく磨かれた鉄板がカウンターの端から端まで伸びており、そこから漂う『熱気』と香ばしい『香り』だけですでに酒が飲めそうだった。 鉄板では『お好み焼き』が焼かれている。通常であればこの状態からトッピングをして食べ始めるのだが、この『ひかり』ではここからさらにある工程が待っているのだ。若女将が焼き上がったお好み焼きを、あらかじめ鉄板で焼いていた『海苔』に乗せ、なんと、そのまま『太巻き』を巻く要領でヘラを使ってお好み焼きを海苔で巻き始めたのだ。そして出来上がったのが『玉子のり巻き（550円）』。海苔を焼いていることで、香りが引き立つと同時にパリっとした歯ざわりもあり、それが中の『たまご感』が強めのふんわり生地と、豚バラやネギのアクセントをしっかりと纏めているという〝計算尽くされたウマさ〟なのだ。 （新型コロナウイルス感染拡大により、酒類の販売を一時的に中止していたり、営業時間・定休日などが記載と異なる場合があります。） [著者]味論 saka-navi.com/archives/18977

品川駅の港南口を出てスグのところにある「東京都中央卸売食肉市場」。牛の処理頭数は日本最大。そんな大規模な屠さつ場の敷地内に、施設関係者以外でも入れる食堂があるという。 勝手なイメージでブキミな建物を想像していたが、うらはらに外観は綺麗でスッキリしている。店内も、以外にと言ってはなんだが清潔感があって落ち着いている。ただ・・・気になるのは食事をなさっる方々の作業着極まりない出で立ち。おそらく僕以外全員ココで働かれてる方々だろう。 メニューを見ると壁一面に短冊がギッチリ！！豊富なメニューの中から、煮込みを頂いた。 これで白飯ガッツリ食べれるようにだろう。濃い目の味噌味がビールにもドンピシャ。新鮮で下処理も見事なのだろう。臭みもなく柔らかい。やっぱりこのモツ・・・この市場で取れたモノなんだろうか・・・。 （新型コロナウイルス感染拡大により、酒類の販売を一時的に中止していたり、営業時間・定休日などが記載と異なる場合があります。） [著者]イカ saka-navi.com/archives/18314

「捕鯨船」と言えばビートたけしさん。ビートたけしさんと言えば名曲「浅草キッド」だ。数々の著名人のサインが書かれた店内へ飛び込むと、運よく待ち無しで入れる事が出来た。 歌にもあった「牛にこみ（630円）」を注文。「言ってもどうせビジネス煮込みだろう」と思って食べたのだが・・・これがまぁ絶品の本格派煮込みだったのだ。心の底で少しだけバカにした煮込みに対して、店内に飾ってあるたけしさんを見つめ、心から懺悔をした。 歌では「煮込みしかない」とあるが、きちんと？クジラ料理も売っている。その中から「皮とさしみのミックス（1600円）」を注文。皮は物凄く脂感が強くて、好き嫌い分かれる味であったが、赤身に関しては、さすが哺乳類だけあって魚の肉っぽさはなく、動物系の肉で食べやすく、味も美味しかった。 （新型コロナウイルス感染拡大により、酒類の販売を一時的に中止していたり、営業時間・定休日などが記載と異なる場合があります。） [著者]カリスマジュンヤ saka-navi.com/archives/13549

橙色が混じった深い朱色の美しい看板。文字の書体もなんてカッコイイんだ。 店内は四角いコの字カウンターのみ。他に客は数名、私は男性二人組み客が座っている席のひとつ離した席に座った。 まず注文するのは『イワシなめろう（550円）』。なめんまいっ！！新鮮なイワシの身と、刻みたてのネギがベストマッチ。酒にももちろん合うが、これを白飯に乗せて掻っ込んでみるのも良さそうだ。 続いては『もつ焼き（一本100円）』。醤油の一番濃いところの芳醇な香りが鼻腔を抜ける。私の基準で、もつ焼きはレバーとカシラを食べれば他の串の出来も想像できるが、その想像をつまみに、さらに酒が飲めるほどのおいしい仕上がりであった。 （新型コロナウイルス感染拡大により、酒類の販売を一時的に中止していたり、営業時間・定休日などが記載と異なる場合があります。） [著者]味論 saka-navi.com/archives/16267

ド派手な鮮黄色にして、浪速のシンボル球団の配色にして、その渋い暖簾は眠い早朝にチカチカと映える。 まずは・・・出たっ！！大阪の『ホルモン煮込み（350円）』！！私も東京でも何軒かはホルモン煮込みと書かれた酒場に行ったが、少なくとも大阪のそれとは別物である。その違いは肉の〝扱い方〟である。東京でホルモンやモツの感想といえば『硬い』か『柔らかい』の二択だが、大阪では『柔らかい』の一択しかない。そんな扱いのいい柔肉に、階調のない鮮緑な難波葱のシャキリとした歯ざわりが合い、それに関西特有の甘じょっぱい味付けがなんともウマい。 そうくるかね！！と唸ったのが『じゃがバターウインナー（300円）』。ジャガイモの輪切りをウインナーというか『魚肉ソーセージ』の輪切りと一緒にバターで炒めるという、およそ想像もつかなかったものだった。初めての材料の組み合わせと調理法であったが、酎ハイの炭酸とはベストマッチ。お気に入りのおつまみが増えた。 （新型コロナウイルス感染拡大により、酒類の販売を一時的に中止していたり、営業時間・定休日などが記載と異なる場合があります。）

立花商店街のちょいとはずれにその店はあった。店に入ると、所狭しと並ぶ魚、魚、魚！ここは生の魚をその場で調理してくれる店なのだ。 流石新鮮！！お刺身がめちゃめちゃ旨い。だが一番のお気に入りはカレイの煮つけ！もしカレイに生まれてきたら、銀座の久兵衛で握られるより、立花の釜谷で煮付けられたいと思いながら、身がなくなっても煮汁を舐め続けた・・・。 魚メニューだけかというとそうでもなく、闇裏メニューと名づけられたパスタ、かつ丼、中華などのメニューも並ぶ。これらもめちゃくちゃ旨い！飽きずに長い間呑むことができる店だ。 （新型コロナウイルス感染拡大により、酒類の販売を一時的に中止していたり、営業時間・定休日などが記載と異なる場合があります。） [著者]イカ saka-navi.com/archives/14395

渋谷の『ゆうじ』といえば、知る人ぞ知る渋谷の人気焼肉店である。曜日によっては、一週間や二週間前からの予約じゃまず入れない店なのだ。 まずは『ハツ刺し』。んっまーいっ！！舌が歓声をあげる。最近ではこれもそれほど珍しいものではなくなったが、安い店のモノだと少し固い。しかし、この店のモノは張りのある生レバの様で、煩わしい咀嚼を気にすることなく、かつ、ハツ自体の味を存分に楽しめる。 焼メニューもいろいろあって全て美味しいのだが、特筆すべきは『テッポウ』。肉のウマさも然ることながら、付いてきた『つけダレ』が秀逸。かなり生姜が利いた醤油ベースなのだが、そこにハチミツのような甘みも加わり、なんとも言えないウマさなのだ。 ──完璧、何もかもが完璧過ぎるっ！！ただの平日にこんな幸せがあって大丈夫なのかと不安になる程だ。 （新型コロナウイルス感染拡大により、酒類の販売を一時的に中止していたり、営業時間・定休日などが記載と異なる場合があります。） [著者]味論 saka-navi.com/archives/13763

言わずとしれた「昼から呑める激安立ち飲み屋」で大島が誇る呑兵衛のオアシスなのである。 キャッシュオン制でその場でお金と引き換えにドリンクを頂くシステム。そして値段も目を疑うほど安い。 料理も100円～という安さで種類も豊富にあり、カウンターに大皿で並べられてあるので注文もしやすい。今回注文したものは「タマゴサラダ（100円）」、「夏野菜の炒めもの？（名前忘れた）（200円くらい）」、「刺身盛り合わせ（500円）」。特に刺し盛はその日オススメの刺身が豪華に5、6種類盛られており、訪問の際は確実に頼むべき一品であろう。 （新型コロナウイルス感染拡大により、酒類の販売を一時的に中止していたり、営業時間・定休日などが記載と異なる場合があります。） [著者]カリスマジュンヤ saka-navi.com/archives/10044

椅子に座ってゆっくりと、でもいいのだが、向かいに置いてあるテーブルで立ち呑みスタイルで挑む。朝から呑むビールがめちゃくちゃ旨いっ！！ そして、このお店といえばこの「煮込み」。見た感じとてもこってりしてそうだが、案外あっさりしている。チビチビつまむのではなく、牛丼のごたるかっこみながらビールで流し込む。喉に肉とビールが通る気持ちよさが爽快だ。 （新型コロナウイルス感染拡大により、酒類の販売を一時的に中止していたり、営業時間・定休日などが記載と異なる場合があります。） [著者]イカ saka-navi.com/archives/3669

※こちらの写真は移転前の情報となります 今までここに来たときは、やはり魚介系のフライばかり頼んでいたが、今回注文するのはこの「チャーシューエッグ」。ハムエッグではなくチャーシューエッグ。おツマミの域を超えた「ご馳走」だ。 黄身を潰し、醤油をふた回しして、玉子と絡んだ分厚いチャーシューを頬張る。旨い！！ハムエッグのあのいい意味での「安っぽさ」も大好きだが、コイツの贅沢さも最高だ！！ （新型コロナウイルス感染拡大により、酒類の販売を一時的に中止していたり、営業時間・定休日などが記載と異なる場合があります。） [著者]イカ saka-navi.com/archives/3669

ビルの入口を見る限り、決して立ち飲み屋があるとは思えないくらいピンク感匂う入口である。立ち飲み屋なのに、2階という珍しい立地の中、階段を上がるとすぐに「立ち酔い 超人」が姿を現した。 店に入ると、中は沢山の人で溢れてて、各々皆さん、早い時間から真面目に修行されてるみたいである。 ここは激安で有名なお店。枝豆、キムチ、韓国のり。このセットでまだ30円しか使ってないないという事実を受け入れるまで、多少時間はかかったものの、有難く頂いた。 「まぐろあご焼き」なども、300円とは思えないこのボリュームと美味しさは最高にコスパが高いと言えるであろう。 （新型コロナウイルス感染拡大により、酒類の販売を一時的に中止していたり、営業時間・定休日などが記載と異なる場合があります。） [著者]カリスマジュンヤ saka-navi.com/archives/10399

朝9時から呑めるこれまた狂った酒場で、早速店前でたむろしてる米軍さんたちが出迎えてくれた。 店内は大盛況で、ほとんど人が酒のアテ無しで会話をツマミに各々が酒を早い時間から呑んでいる。どうゆう意味かは分からないが、壁にはサインとメッセージが書いてある1ドル札が貼り詰めてあった。 ドリンク類は角打ちにしてはそこまで安い値段ではないが、実はこれがかなり焼酎が濃いらしく、右と左の金額が違うのは、焼酎が半合か1合かの差との事だった。 常連さん方オススメの青りんごチューハイをダブルで頂いた。氷が入ってない横須賀ストロングスタイルで、青りんごのおかげでかなり呑みやすい。3杯も飲めば余裕で記憶がぶっ飛んでしまうだろう。 （新型コロナウイルス感染拡大により、酒類の販売を一時的に中止していたり、営業時間・定休日などが記載と異なる場合があります。） [著者]カリスマジュンヤ saka-navi.com/archives/8812

なんとも素敵な店名！メッセージが書かれた1ドル札で壁が覆われたイカした立ち飲み屋だ。 店内はカウンターのみの狭い店内で店員さん一人で切り盛りされてて、店員さんの表情をみる限り、本当に楽しそうに仕事してるのが滲み出ていた印象であった。 クレイジーチューハイ類は多数種類があって全品300円で頂ける。食べ物のおすすめは「クレイジーチキン」。物凄く大きくて１本食べれば、お腹いっぱいになるくらいで、さすがクレイジーという名前が付いてるだけある。 （新型コロナウイルス感染拡大により、酒類の販売を一時的に中止していたり、営業時間・定休日などが記載と異なる場合があります。） [著者]カリスマジュンヤ saka-navi.com/archives/8812

赤羽の『丸健水産』や大井町の『肉のまえかわ』的な酒場と、勝手にイメージしていたのだが根本的に造りが違う。とにかく店が小さいはいいとして、まるで”すし詰め満員電車”の様な状態で客が立ち飲んでいる光景に驚愕した。 まずは店名にもある「かまぼこ」。市販の”ツルツル”した表面の歯ざわりとは違い、デコボコした”手作り感”満載の白い身にワサビを付けて食べると、今まで味わったことのない歯ごたえと旨味が楽しめる。 店長が気まぐれで作った『鳥皮とネギの炒め物』。これもとんでもなくうまい。味付けは塩コショウだけらしいのだが、もっともっと繊細な味を感じた。 とにかくこの店の料理は、どれも工夫があると同時に客へ美味しいものを出そうという気持ちが強い。それはあたかも『コース料理』でも食べている様な感覚でもあり、”次はどんなおいしいものが出てくるのだろう？”と心躍らせるのだ。 （新型コロナウイルス感染拡大により、酒類の販売を一時的に中止していたり、営業時間・定休日などが記載と異なる場合があります。） [著者]味論 saka-navi.com/archives/9989

コの字カウンターはお客様でギュウギュウ。僕はまずレモンサワーを貰った。 ここの焼酎は凍らせてある。聞くと、キンミヤを凍らせてるのではないらしく、所謂「シャリキン」とは違うらしいのだが、ビジュアルが素晴しくて楽しい気持ちにになる・・・。 料理は全てが絶品！特に気に入ったのが「レモン焼きそば」。レモンの酸っぱさが体と心に染みわたる。 （新型コロナウイルス感染拡大により、酒類の販売を一時的に中止していたり、営業時間・定休日などが記載と異なる場合があります。） [著者]イカ saka-navi.com/archives/7901

テンション高めの外観と宇宙人がお迎えしてくれる、少し怪しめな串カツ屋。 中に入ると、漫画、CD、おもちゃ、ゲームなどで相当ごちゃごちゃしている。メニューを見てると、「串カツと音楽とホビーの店 マルヒデ商店」と書かれてる。全くその通りのお店だ。 串カツのほうはというと、本格派のそれであったし、さらに変わり種の串カツもあった為、串カツでも充分に楽しめる店であった。 店内に並ぶゲーム機などで、実際に遊ぶこともできる。まさに男のロマンが詰まった楽しい楽園だ。 （新型コロナウイルス感染拡大により、酒類の販売を一時的に中止していたり、営業時間・定休日などが記載と異なる場合があります。） [著者]カリスマジュンヤ saka-navi.com/archives/8496

黄色と黒の2色でシンプルに大きく書かれた看板の文字が良い味を出している。店内はコの字カウンターで入口付近は立ち飲みスタイルでそれ以外は座れる変わったタイプの酒場であった。 オススメのアテを美熟女店員さんに聞くと、「皆さん究極の焼きそばを注文されます。」と教えて頂いた。自ら料理名に”究極“とつけるのは余程自信があるのであろうか。しかも200円という破格の値段設定なので、迷わず美熟女店員さんに注文した。 だが、この焼きそば、“究極”を名乗ってる割に、具が全く無い。一口食べると・・・口の中に広がるソース感・・・ではなく、強烈なニンニク感！！！そしてこれがソースとマッチして絶妙に旨い！お好みで七味をかければ、さらに飲酒量は加速する。 次に注文したのは「肉豆腐」。こちらもしっかりとした安定の味付けで、ここのメニューに外れはないなと確信できる一品であった。 （新型コロナウイルス感染拡大により、酒類の販売を一時的に中止していたり、営業時間・定休日などが記載と異なる場合があります。） [著者]カリスマジュンヤ saka-navi.com/archives/7209