牧志「桜坂劇場」の近く。目の前には名も無き屋台。何故名前がないのだろう・・・一瞬だけ考えたが、そんな事どうだって良いじゃないか。 ツマミはショーケースの中にある焼き鳥たちを選ぶスタイルである。というかこれはもはや「祭りの出店スタイル」だ。今年祭りに行けなかった分、こんな小さな出逢いが嬉しい。 鶏肉って炭火で焼くとなんでこんなに美味しいのだろうか。塩味だけで美味しいと思えるのは、炭火の力でもあり、『屋台マジック』でもあるだろう。 「これよかったらご自由に使ってください！」 親切な店員さんが我々のテーブルに色んな調味料を持って来てくれた。焼き鳥と軟骨つくねで全ての調味料を試してみたが、断トツで相性が良かったのは「マヨネーズ」さんだった。これも『屋台マジック』のおかげだろうか。屋台と炭火とマヨネーズの相性は抜群で、まさに「THE夏の味」であった。 （新型コロナウイルス感染拡大により、酒類の販売を一時的に中止していたり、営業時間・定休日などが記載と異なる場合があります。） [著者]カリスマジュンヤ saka-navi.com/archives/48536

レンガ調の外壁の建物。赤いテント看板に店先の焼き場もいいですねぇ。 メニューには気になる料理がいっぱい。まずは『トマト玉子焼き』。デカすぎるっ……スマホ6個分サイズの玉子焼きには、びっちりとトマトが埋め込まれている。しっかりと焼かれた玉子に、ジュワトロのトマトの酸味がたまらなく合う。 そして、ここ一年で一番驚き、そして最もウマかった酒の料理がこれ。『昆布しめ鯖』だ。およそしめ鯖には結びつかないビジュアル……玉子焼きまで付いている。ワクワクと一切れ箸で持ち上げると、なんてまぁ美しい断面なのでしょう！辛抱たまらず食べてみると……うめぇぇぇぇッ!!しっとりと上品に酢締めた鯖は、舌に張り付くような旨味、それを超絶グルタミン酸で追い打ちをかける昆布の感動的なウマさだ。 その後も何品かを頂いたが、どれも完膚無きまでにウマかった。これは完全に、ひと目惚れしてしまったな。 （新型コロナウイルス感染拡大により、酒類の販売を一時的に中止していたり、営業時間・定休日などが記載と異なる場合があります。） [著者]味論 saka-navi.com/archives/48524

二荒山神社の裏手の細路地にそのお店はあった。存在を知らなければたどり着けなかっただろう・・・。ここを偶然見つけた五郎さんの嗅覚の凄さよ。 宇都宮にきて餃子を食べないなんて、浜松にいって餃子を食べないようなモンだ。ということで、餃子を注文。うほっ！！ニラギョウザっ！！野菜の旨味で食べるアッサリ味・・・何個でも食えるヤツや・・・。 続いて、店員さんおすすめの「アンキモ」を頂く。えっ？死ぬほど旨いっ！！信じがたい・・・栃木県で・・・何故・・・？なんでも大洗で今朝あがったアンコウのキモとのこと。正直・・・僕が今まで食べきたアンキモの１位が・・・海なし県の酒場で出されたヤツになるとは思わなかった・・・。庄助、恐るべし。 （新型コロナウイルス感染拡大により、酒類の販売を一時的に中止していたり、営業時間・定休日などが記載と異なる場合があります。） [著者]イカ saka-navi.com/archives/48504

外吞みっ！！屋台っ！！！奥にはキッチンカー？もはや祭りの打ち上げ状態だが・・・とにかく楽しそうな場所であるのは一瞬で分かった。 この屋台自体も店舗名はないみたいで、休業されてる何店舗かのスタッフさんが集まって経営されてるという特殊な酒場なのである。そこにどんなルールがあるか分からないが、空地にキッチンカーとテーブルとイスを用意し、即席の酒場を作りあげた気合が素晴らしい。 普段ビールを吞まないが、ここが沖縄なら話は別だ。沖縄の外の空気を吸いながら呑むオリオンビールは格別に旨いっ！ 料理は「あん肝ポン酢」を頂く。どこの店かは分からなかったが店員さんが料理をボクたちのテーブルまで出前してくれた。そしてその場で現金精算するというシステムだ。 今後、沖縄ではこのお店のような個人で経営される屋台ブームが来るのかもしれません。 （新型コロナウイルス感染拡大により、酒類の販売を一時的に中止していたり、営業時間・定休日などが記載と異なる場合があります。） [著者]カリスマジュンヤ saka-navi.com/archives/48348

通りから外れた裏通りを歩いていると、なんとも好みの外観が現れた。ブリキ感満載の緑テント、その上には木目柄に店名が大書された看板、ホッピーのぼりの揺らぎが、おいでおいでと誘うよう……いいですねぇ。 中もいいですねぇ！コンクリートむき出しの床、茶色の壁にクリーム色のメニュー札がところ狭しと並び、その中心には〝角括弧の字カウンター〟がドドンだ。 大好物の『赤貝のひも』。これだけの量でたったの300円！貝ひもってよく考えたら何の為の部位かもよくわからんが、何でこんなにウマいのだろうか。 続いて『タラチリ鍋』。おぉぉぉぉ!? うどんが入っているじゃないですか！立ち飲みの小鍋と高を括っていたが、かなりの具沢山だ。小松菜、絹豆腐、そして主役のタラ。それらの旨味が沁みたスープですするうどんをズルズルッ、ハフハフッ……ウマい！これもたったの300円！ （新型コロナウイルス感染拡大により、酒類の販売を一時的に中止していたり、営業時間・定休日などが記載と異なる場合があります。） [著者]味論 saka-navi.com/archives/48382

『狸小路』。来るたびに変貌する横浜駅周辺で、この一角だけはその風情を保っている。そこにあるがここ。『みなと刺身専門店』だ。 注文した刺身は『かすご鯛』。めちゃめちゃ美人、皮美人だ！ 銀色に輝く皮がなんとも食べるのがもったいないが……パクリ！ うわぁ……おいひぃ！ 白身ならではの淡泊さを残しつつも、ねっとりと舌に纏わりつくような旨味を、最後に酢がキリッと締めている。 続いて『白子ポン酢』。白子はよく食べているが、こんなに〝純白〟な白子を見たことがない。ツルリと食べると……やばい、間違いなく今まで食べてきた白子の中で一番ウマい。少しヒンヤリとした舌ざわりが気持ちよくて、その後に迫ってくるトロォ────ッとした新鮮な白子の蕩味が絶品。これはまさしく、白子を刺身で食べているとしか言いようがない。 刺身専門店──いい専門と邂逅してしまった。 （新型コロナウイルス感染拡大により、酒類の販売を一時的に中止していたり、営業時間・定休日などが記載と異なる場合があります。） [著者]味論 saka-navi.com/archives/48314

仲見世商店街に入り、栄寿司、宇ち多を通り過ぎたどり着くもつ焼き屋。いつもお客さんでにぎわっている。 もつ焼きはオーソドックスに、レバ、シロ、アカミの三本をチョイス。煮込み豆腐でチューハイ呑りながら、焼けるのを待つ。 おほっ！！待ってました お三方っ！！モツ界のキャンディーズ、いやもつ焼きのワンパクさを考えたら女性やないな。シブがき隊や。レバーがフッくん、シロがヤッくんかしらん。アカミというのはいわゆる「カシラ」。噛めば噛むほど味わい深い。年齢を増してどんどん演技に深みがでる、モッくんと言っていいんちゃう。うん、旨さにジタバタしてまうわ。 （新型コロナウイルス感染拡大により、酒類の販売を一時的に中止していたり、営業時間・定休日などが記載と異なる場合があります。） [著者]イカ saka-navi.com/archives/48220

カウンターでは常連さんと大将の世間話が繰り広げられてて、奥の小上がりには時々お子様がキャッキャはしゃいでたりもしてんねん。超地域密着型もつ焼き店やな。 普通のもつ焼きも旨いけど、井口に来たらやっぱ食うときたいんが「白レバー」。コッテリと濃厚で豊満な味。篠崎愛を炙って食べたらこんな味するんやろなぁ・・・。 （新型コロナウイルス感染拡大により、酒類の販売を一時的に中止していたり、営業時間・定休日などが記載と異なる場合があります。） [著者]イカ saka-navi.com/archives/48220

絶品のレバーやシロでも大満足なんやけど、メニューの一番右ある漢字２文字が気になるやん。 混合・・・？こんごう・・・？なんじゃそりゃ・・・？ その正体は、ハツ、タン、トリ、マメ、レバーと、５種類の部位が刺さってる、お得な一串。うん、食べてて楽しいよな。 （新型コロナウイルス感染拡大により、酒類の販売を一時的に中止していたり、営業時間・定休日などが記載と異なる場合があります。） [著者]イカ saka-navi.com/archives/48220

火事の現場より煙たいと呼び声の高い焼き場前。目ぇシュバシュバさせながら呑るんがココの流儀やな。 モチロン串だけでもエエんやけど・・・西口やきとんきたら皿ナンコツいっとかなアカンやろっ！！ トロットロに煮込まれた肉付き軟骨が旨すぎる。しかも２００円っていう安さなんやから外されへんやろ。カラシぬってフランスパンにのせて食うたらもうっ！たまらんっ！！ （新型コロナウイルス感染拡大により、酒類の販売を一時的に中止していたり、営業時間・定休日などが記載と異なる場合があります。） [著者]イカ saka-navi.com/archives/48220