商店街の静けさから察するに、お客さんはほとんどいないだろうな・・・なんて思いながら暖簾を押すと・・・うわわわっ！！先輩方がカウンターにギッチリだっ！！さすがバファローズのお膝元だっただけに「ギュウギュウ」が似合う・・・。 まずは湯豆腐を食べ、そのあとはおでんを頂く。梅焼きは関西でしか見かけないおでん種だ。フワフワで甘く、梅の花の形も可愛い。 （新型コロナウイルス感染拡大により、酒類の販売を一時的に中止していたり、営業時間・定休日などが記載と異なる場合があります。） [著者]イカ saka-navi.com/archives/27499

大衆酒場……いや、大衆食堂でもあるような……そんな唯一無二の景色がそこに広がる。その独特な店内の造りと雰囲気こそが、私を魅了してやまない最たる理由なのだ。 ここで書道教室をやっているというだけあって、かなり達筆なメニュー札。とにかく料理のメ ニューが豊富で、初見なら何を注文していいか戸惑うほど。さらに〝安い〟とくるから敵わない。 ならばと、『山田屋』といったら外せない名物料理を注文した。そう、「ハムカツ」である。 お行儀よく並べられた半身が４枚。スソ──と、いつもどおりソースをかけた後、ガブリと口からカツへお迎えにいく。肉薄衣厚、これぞハムカツの醍醐味だと言わんばかりの貫禄。たっぷり目のソースが厚めの衣に丁度よく滲みり、添えられたキャベツをライス代わりに箸で包んで口に放り込めば、庶民的なウマさに麦酒が進む。 （新型コロナウイルス感染拡大により、酒類の販売を一時的に中止していたり、営業時間・定休日などが記載と異なる場合があります。） [著者]味論 saka-navi.com/archives/25660

どっこいしょ……ふむふむ、結構いい眺めですね。てか、ここって蕎麦屋だよな？壁にすごい種類のアラカルトメニューが貼ってある。このラインナップって、ここのマスターは相当酒好きのことを解ってらっしゃるな。 まずは『ホタテのヌタ』。ネギとかマグロはよくあるけど、ホタテをヌタにしちゃったっていう、このセンスよ。ホタテは大きく、普通に刺身でもイケちゃうくらいのサイズで……プリップリッ……うまっ！ ネギと甘味噌の絡みもグッドっスね。 蕎麦屋なのでやはり蕎麦は食べないと、ということで、『カレー南蛮』を注文。ズルズボー、ズルズボ──……カァァァァッ、ウマ過ぎじゃないの!! まず、辛さがちょうどいいね。蕎麦屋のカレーのウマさってのは、やっぱ蕎麦ツユとルーのマリアージュなんだよな。スパイスの主張をツユが程よく抑えて、その分、醤油の芳醇なコクがめちゃめちゃ映えるという。ここのは蕎麦もイケてるから、全体の旨味の輪郭が強い。 （新型コロナウイルス感染拡大により、酒類の販売を一時的に中止していたり、営業時間・定休日などが記載と異なる場合があります。） [著者]味論 saka-navi.com/archives/47824

生麦「大番」、下高井戸「さか本そば店」、尻手「新川屋酒店」。この３軒の共通点ってわかりますか？そうです。同じ面に入り口が２つある酒場です。このお店、南砂町の「遠州家」も同じくだ。赤がテーブル席で緑がカウンターとなっている。 アテは「トロたく納豆」。ひきわり納豆に、ネギトロ、たくわん、イカ刺し、卵黄、ワサビも添えてある。これらを混ぜ混ぜして海苔で巻いて食べるのだが・・・これが旨いっ！！それぞれの食材が仲良く喧嘩せず高めあっている。イカとたくわんの食感も最高だ。 （新型コロナウイルス感染拡大により、酒類の販売を一時的に中止していたり、営業時間・定休日などが記載と異なる場合があります。） [著者]イカ saka-navi.com/archives/47788

はひゃぁぁぁぁなんちゅう大衆酒場感っ!! 酒場の教科書があったら間違いなく表紙にされるであろう見事な光景だ。中央には、酒で磨かれたコの字カウンター、コンクリ打ちっぱなしの床、渋く彩る壁や天井には、いい色に褪せた手書きメニュー札が張り巡らされている。 ここに来たら「煮込み」は外せない。見ているそばからとろけるようなモツ、存在感強めの豆腐、のっさりと嬉しいネギ山。スープの色もどことなく上品で、こりゃあ、予想通りの美煮込みだ！ さらにメニュー札の中に、すごいものをみつけてしまった。『本マグロ脳天刺し』だ。脳天刺しとはその名の通りマグロの頭肉で、マグロ一体につき僅かしかない貴重な部位だ。まさか煮込み酒場でこれを食すことになるとは……。筋張っている様にも見えるが、とんでもない。ひと口食べれば解る、そのトロトロと極上な柔らかさ。大トロと中トロの間くらいの妙味で、ここのは味の輪郭がはっきりとしていて特にウマい。 （新型コロナウイルス感染拡大により、酒類の販売を一時的に中止していたり、営業時間・定休日などが記載と異なる場合があります。） [著者]味論 saka-navi.com/archives/47730

このレトログッズの密集度・・・まんだらけ以上だ。ずっと眺めていたいが、このままではお酒にたどり着けない・・・。 このテーブルの柄なら「ナポリタン」をチョイスしたいところだったが、酒飲みなので「煮込み」を注文。旨いっ！！レトロなインテリアの飲食店にありがちな食べ物には力は入れない店ではないっ！！両方一流だ・・・。 「スタミナ焼き」は、あんかけ仕上げでボリューム満点。ご飯にかけてもいいだろうが、顔にかけられても笑っていられる一皿だ。 （新型コロナウイルス感染拡大により、酒類の販売を一時的に中止していたり、営業時間・定休日などが記載と異なる場合があります。） [著者]イカ saka-navi.com/archives/47706

この、店名のインパクト！〝ら〟の〝京〟ってどう意味だってばよ……。だが、ランチタイムが始まる前だというのに、この並びよう。これはきっと何かある。運よく、数分並ぶだけで中に入ることが出来た。 『ゲソ唐揚げ』は、カラリと揚がったナイスなビジュアル。皿から足がはみ出す程の量にもカンゲキだ。箸を差して、ひと口──カリッ!! 見事な揚げ音が口中に鳴り響く。噛むほどにゲソは柔らかく、適度に弾力があるので衣と丁度よくマリアージュ。旨味も強い。 続いて大好物の『なめろう』。一緒にタタイた薬味は、普通のなめろう変わらないが、特筆すべきは、その〝ネットリ感〟だ。まるで、マヨネーズとでも和えたような淡色。アジの脂なのか、別に合わせた調味料なのか……。とにかく何度舐めてみも、その正体はわからなかったが、とにかく何度舐めてみても、今までに体験したことのないネットリ感であった。 （新型コロナウイルス感染拡大により、酒類の販売を一時的に中止していたり、営業時間・定休日などが記載と異なる場合があります。） [著者]味論 saka-navi.com/archives/47541

２階席も含めて、店内は大盛況。女性客の姿も目立つ。綺麗な店内は勿論の事、カクテル類があったりするのも大きな理由であろう。しかもそれでいてやきとん１本９０円などと値段が安い・・・。 驚異のコスパの「とりから」はなんとお値段280円。レモン絞って、マヨディップして、頬張ると、めちゃんこ美味しい。 （新型コロナウイルス感染拡大により、酒類の販売を一時的に中止していたり、営業時間・定休日などが記載と異なる場合があります。） [著者]カリスマジュンヤ saka-navi.com/archives/47355

大衆酒場らしく、魚介、野菜など様々な居酒屋メニューが並ぶ。そのすべてがおいしい。だが、ここのお店で特筆すべきは「煮込み」だ。 正直、煮込みなんてどこ行ってもそんな大差なんてないし、逆に言ったら”ハズレ”を引くって事なんかない。ただ、ここの煮込みは”タダ者”ではない。何と表現したらいいのか…、初めて食べた時はその独特の味付けに絶句したものだ。 （新型コロナウイルス感染拡大により、酒類の販売を一時的に中止していたり、営業時間・定休日などが記載と異なる場合があります。） [著者]味論 saka-navi.com/archives/2500

駅前という好立地にも関わらず、こんな渋くて大きなお店・・・どうやらこの店長いな？と感じた。分かっていたけど、店内もやっぱり渋くて良いっ！カウンターの椅子は安っぽいあのパイプ椅子である。そう、これで良いのだ。 まずは「ホルモン」を頂いた。弾力が強くて、味も濃かったのでずっと噛んでられて、飲み込むタイミングが難しい。 次にこの店のイチオシの「手羽先」を頂いた。手羽先は焼き台を使わずに、オーブンで焼くという焼き鳥では珍しい調理法であった。普通の手羽先なのだが、単純に使用してる素材が良いんだろうなという旨さで、北海道の焼き鳥のレベルの高さを感じた。 （新型コロナウイルス感染拡大により、酒類の販売を一時的に中止していたり、営業時間・定休日などが記載と異なる場合があります。） [著者]カリスマジュンヤ saka-navi.com/archives/2725