
仏像の美を語る

お近くの美しい仏像の情報を交換しましょう。 なぜこの仏様は作られたのか。なぜこんなお顔なのか。なぜこんなに気高く見えるのか。 解釈は自由自在。みんなで楽しみましょう!
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紹介スポット
- 140件塔本四面具 @法隆寺
五重塔の東西南北の4面にある約80体の塑造の群像。それぞれ違うテーマを扱っている。なかでも北面は釈迦の入滅を嘆き悲しむ仏弟子の像が印象的で有名。奈良時代

五重塔の東西南北の4面にある約80体の塑造の群像。それぞれ違うテーマを扱っている。なかでも北面は釈迦の入滅を嘆き悲しむ仏弟子の像が印象的で有名。奈良時代

薬師如来坐像 @法隆寺 西円堂
像高は250㎝弱と法隆寺随一の大きさ。脱活乾漆造で「峯の薬師」と呼ばれ親しまれる。光背は鎌倉時代の後補で七仏薬師と千体仏が煌びやか。ふくよかで優しい。奈良時代

像高は250㎝弱と法隆寺随一の大きさ。脱活乾漆造で「峯の薬師」と呼ばれ親しまれる。光背は鎌倉時代の後補で七仏薬師と千体仏が煌びやか。ふくよかで優しい。奈良時代

観音菩薩立像(救世観音)@法隆寺
聖徳太子に似せて作られたとされる。像高180㎝。両手を胸の前で組み合わせ火焔宝珠を持つ。長年秘仏であった。アルカイックスマイルにアーモンド形の目。飛鳥時代

聖徳太子に似せて作られたとされる。像高180㎝。両手を胸の前で組み合わせ火焔宝珠を持つ。長年秘仏であった。アルカイックスマイルにアーモンド形の目。飛鳥時代

行信僧都坐像 @法隆寺
法隆寺東院伽藍の創立者である行信の坐像。つり上がった目、頭頂から額にかけてのくぼみのある頭部など個性を写実的にとらえた天平肖像彫刻の傑作の一つ。奈良時代

法隆寺東院伽藍の創立者である行信の坐像。つり上がった目、頭頂から額にかけてのくぼみのある頭部など個性を写実的にとらえた天平肖像彫刻の傑作の一つ。奈良時代

道詮律師塑造坐像 @法隆寺
荒廃していた法隆寺の東院を再興した道栓の坐像。塑像。額にはしわがあり、目はくぼんでいるが強い意志が感じられる。木造が多い平安時代の仏像としては珍しく塑像。

荒廃していた法隆寺の東院を再興した道栓の坐像。塑像。額にはしわがあり、目はくぼんでいるが強い意志が感じられる。木造が多い平安時代の仏像としては珍しく塑像。

薬師如来及び両脇侍坐像 @ 法隆寺 大講堂
薬師如来は像高約2.5mと大きい。三像ともに檜の寄木造で柔らかい表情。頭の肉髻が低く、螺髪の粒が大きい。八葉の蓮華座に乗る姿がおごそかで美しい。平安時代中期

薬師如来は像高約2.5mと大きい。三像ともに檜の寄木造で柔らかい表情。頭の肉髻が低く、螺髪の粒が大きい。八葉の蓮華座に乗る姿がおごそかで美しい。平安時代中期

伝獅子吼菩薩立像 @唐招提寺 新宝蔵
像高170センチ程度。三目四臂の不空羂索観音として造られたと考えられている。唐風の作風でまた平安仏の特徴でもあるがっしりとした下半身を示している。奈良時代

像高170センチ程度。三目四臂の不空羂索観音として造られたと考えられている。唐風の作風でまた平安仏の特徴でもあるがっしりとした下半身を示している。奈良時代

伝大自在王菩薩立像 @唐招提寺 新宝蔵
像高170センチ程度。カヤの一木造。同寺の他の仏像に比べスリム。古典的な仏像表現の中に、唐風を取り入れた像。右肩から先、左肘より先が失われている。奈良時代

像高170センチ程度。カヤの一木造。同寺の他の仏像に比べスリム。古典的な仏像表現の中に、唐風を取り入れた像。右肩から先、左肘より先が失われている。奈良時代

木造二天王立像 @唐招提寺 講堂
持国天と増長天。カヤの一木造、180㎝程度。いずれもずんぐりだが力強い体形で、荒々しさはなく、可愛く見える。鑑真に随行した仏師の作と想定される。奈良時代

持国天と増長天。カヤの一木造、180㎝程度。いずれもずんぐりだが力強い体形で、荒々しさはなく、可愛く見える。鑑真に随行した仏師の作と想定される。奈良時代

薬師三尊像 @薬師寺
如来の慈愛に満ちたお顔、両脇侍を含めた三尊のバランスの良さなどから最高傑作の一つとされる。さらに台座、光背の輝きが漆黒の仏様の美しさを際立たせる。奈良時代

如来の慈愛に満ちたお顔、両脇侍を含めた三尊のバランスの良さなどから最高傑作の一つとされる。さらに台座、光背の輝きが漆黒の仏様の美しさを際立たせる。奈良時代
