地元の人が店を守る。そういう気持ちにさせるのは店主の人柄から。菅原店主の料理はどれもみないい。前菜の盛り合わせは可愛らしいプレゼンテーションで、センスがいい。あさりのアチャールは、面白くとてもおいしい。串もみんないい。マリネのセンスがいい。カレーは中華カレー、実にいい。サメのカレーもやっぱりうまい。快適なスパイス料理でお酒を楽しめるバー。 hapi3.net/20200810_curry

神田神保町の新しいスリランカレストランです。青山が本店で門前仲町とこの神保町店があります。「ジャパランカカレー」という変わった名前の料理は店主カピラさんのおすすめ。まだ青山の本店だけしかなかった頃からあるメニュー。日本のカレーライスとスリランカのカレーのいいところをひとつにしたひと皿。おいしくて止まらなくなる。ついてきたスープは酸っぱく味を決めてあり、これは南アジア各所で見られるチャイニーズミクスチャのサンラータン的。おもしろいです。 hapi3.net/20200805_curry

平塚と大磯のちょうど中間地点。花水川のほとりに佇む上品なピンクのお店。この店に「カレー」という言葉を使いたくない。カレーの名前のメニューがあって、強い存在感を出しているけれど、カレー専門店ではない。「ジャガーバタースラッシー」はダールの濃いめのやつを想起させる濃度で、粘度はジャガイモから。煮崩したという感覚でふくよかな旨味。枝豆の青々しい香りがよいアクセントです。まろみは野菜とシラスから。コリアンダーシードがガリっときて心地よさをくれます。「モダンレモンチキン」鯛出汁とレモンをフィーチャーしたジャパニーズモダーンのカレー。この店の看板メニューです。レモンがきちんと味の柱として機能しているのが上手だなあ、と感心させられます。 hapi3.net/20200727_curry

２種類をあいがけ、今週の創作カレー「チェティナードチキン」はカレーソースは多くなく、チキンの炒め煮的。喉まで残る軽やかなスパイスの香りに食欲を引っ張り出される。ひっかかりない辛さと清涼感を感じる香りで評判になる味。偉大な定番「濃すぎカレー」は長く深く時間をかけて焙煎したのであろう労作のカレーソースで、重厚感強く、とても濃い。重いのは、味わいの深さであり胃に重いのではまったくないのが素晴らしい。近所で、家庭で代替えができる味と手間ではないもの。 hapi3.net/20200724_curry

チキンカレーはアチャール(インドの漬物)も他の副菜もあって、それを混ぜてきちんと完成するバランスの良い調味調整。それをやってからプレーンのまま食べるとよさと理由がわかる。キーマカレーは一瞬味噌を感じるコクとどこかからやってくる甘み。青菜の類のカレーに豚肉入りの「サグニブタ」はソースの穏やかな味の中でポークの存在感がぴかりと際立つ仕上がりです。カウンターメインの店内はひとりないしふたり客くらいが使いやすいとかんじます。テーブル席も用意されています。 hapi3.net/20201221_curry

2020/10/23オープンのすごいお店。横須賀を海軍カレーの街として育ててきた立役者が運営。基本はブッフェレストランの「横須賀海軍カレー本舗ベイサイドキッチン」。護衛艦艦内食堂と同じスタイルで海自で実際に使われるステンレスの仕切りプレートが手渡され、カレー以外のおかずは自分で取っていくスタイルです。カレーは4種からあいがけが可能。おかず類も豊富にそろっています。スタンダードなおうちカレーの延長にある、でも凝った作りのこれぞカレーライスの味。横須賀港が目の前で、店の前から軍港巡りの遊覧船に乗れます。 hapi3.net/20201206_curry

カレー屋さんではないカレーが美味しいお店。カレーは1種類、潔くチキンカレーのみ。赤いきれいな色でこれがどうにも美味しい。さらりと軽やかだがふくよかさも持っており、香り良い上品なもので印象深い、大人のカレー。おしゃべりせず、いい音で音楽を聴きながらうまいカレーを。 hapi3.net/20201115_curry

売りは焼き小籠包。上海名物です。そしてそこにカレーメニュー「牛カレースープ」 がある。カレー粉で味付け香り付けをした薄味の牛出汁カレー風味スープで、そこに米麺と牛肉スライスが入ります。特別にすっごくおいしいというのではないんですが、なんだかこれが好きでなんだかんだやめられない。何気ないもの、その何気なさに強く惹かれてクセになる感じ。 hapi3.net/20201113_curry

和食屋の居抜き感が残る店内はうまくこなれていていい雰囲気。小あがりがあってリラックスできるのは居抜きのインドネパールレストランでは定番。柔らかな照明とタルチョで飾られて雰囲気を出していて居心地がいい。野菜カレーはメニューにはドライタイプと表記されていたのでジャルフレージかサブジあたりをを想像してたんですが、グレイヴィーたっぷり、インネパ野菜カレーがやってきました。日本人は汁カレーが好きなので、これでいい。

ちょっと変わった名前のお店。その名前、調べると、13世紀後半の中国南宋末元初の仏教僧のことを指すようです。文人画家であり水墨画の作家として日本の水墨画に大きな影響を与えた中国の仏教僧。ここは香料料理と咖喱、酒のお店。ご店主は若くて雰囲気のあるかっこいい男。ココナッツ炒飯と鷄坦々カカオ咖喱をあわせます。カレーに添えられ出てきた塩漬けレモンの薬味と合わせるとまさに三位一体、実にバランスよく旨いのです。体験したことのないスパイス料理がたくさん待っています。 hapi3.net/20201009_curry

北インド風のターリのCセットは4種の料理（カレー他）を選びます。パンジャービーダルは豆のカレー。辛めに仕上げた豆煮込みで、ちょっと乳製品を思わせるチーズ的風味を感じるのが面白い。ナスのカレー、ベイガントマト。タマネギの甘味とナスのとろっとした仕上がり、辛めに決めたバランスが上手に作ってある。カブのカレー、シャールガームカリー。スパイス汁がたくさんカブに染み込んでいて、野菜本来の味を残して食欲がより加速するようなスパイスチューニングでクセになる味です。サラダのドレッシングも手抜きなし、オリジナルのニンジンドレッシングでよくあるインドレストランのオレンジ色で甘いやつと違っていて甘くしないのがいい。 hapi3.net/20200826_curry

急に思い出すお店。普段は忘れているのに思い出すと猛烈にたべたくなって、その店のそれも絶対これだというピンポイントのメニューのこと以外考えられなくなる。そういうお店。「スタミナ焼き」カレーは濃い。すごく濃い。ねっとりというよりも硬いといいたくなる。それがいい。肉も味付けが濃い。だからいい。癖になる味です。 hapi3.net/20201022_curry

店内の光の加減が本当に実に心地が良くて、安らぎをくれる空気感がある。良いお店です。「バナナ海老と樹豆」はエビサンバルという風情の味の印象。樹豆はトゥールダールのこと。それにカレーリーフが入る。酸味がここちよく、しかしでしゃばりすぎておらずでバランスがいい。「マトンひき肉とネパール山椒」コリアンダーが爽やかに効いたマトンキーマカレーです。挽肉の目が細かくこちらも舌触りが心地よいものでで、旨い挽肉カレー。山椒も過ぎていなくて心地よく、ベストバランス。定番であろう「ダール」は煮込みすぎないから出せるのであろう豆の強い風味があっていい意味で生っぽい、ソリッドな豆の味。とにかく快適で幸せにしてくれる良店。 hapi3.net/20200725_curry

良品計画が運営する道の駅風の施設に併設されるカフェレストラン、「Ｃａｆｅ＆Ｍｅａｌ　ＭＵＪＩみんなみの里」。カレーはバターチキンカレーとジビエカレーの2種。無印のカレーの評判は鉄板です。ジビエは猪肉、鶏肉のキーマです。甘味のあるひと口目からピリ辛感。ミックスビーンズが入るキーマカレー仕立て。 カレーには一言持つ無印良品らしい、一定のレベルをクリアしている良カレー。ごはんの上に乗っているロースト野菜は季節で変わるようで、去年はズッキーニだった記憶があります。今回は玉葱。 hapi3.net/20200605_curry

さっぱりとした気持ちのいい店内。心地よい空気。シンプルなメニューとバランスよく旨いカレー。快適の一言。「カレーライス」がやりたかったんだろうなあ、と思わせるストレートで飾りない、でも自信たっぷりの外観のカレー。チキンムグライはクリーミーリッチでふくよかな口当たり。 鶏肉がすごくたくさん入っていて、なおかつほろほろでいい感じ。とてもよい仕上がり、煮込まれ具合。 ほんのりとマスタードオイルの香り。メニューの説明で濃厚、の記載がある。確かにクリーミー&リッチなのに食べ口が重たくなく、さらりとしている。 hapi3.net/20200408_curry

ごはんが盛られ、あのうまいキーマがごはん上に乗っかり、ごはんのふもとにカレーが注がれる。肉の仕上がりの状態が液体の手前で、肉なのに吸う感じで食べていく面白さ。カレーはやはりいい、おもしろい。試行錯誤と進化とが止まっておらず。カレーソースはダシの苦味がほんのり口に残る印象的なもの、以前よりもスパイスの効きがよりバランス感があり、マイルドになっている。 バナナの甘さと香りは抑えられており、ドライな印象。味噌のようなニュアンスのキーマもいい。デカ肉と絡めたり、 納豆を溶いたり、卵の黄身と合わせて楽しんでみたりチーズの部分をつついたり、とにかくいろいろな部分がいろいろな味になって、食べる場所食べる場所で違う体験をする。圧倒的。 hapi3.net/20200328_curry

ちょっと前から気になっていたカレー店。 ここはひとつ、初めてということもありスタンダードな「ハムカツカレー」を頼むことに決めました。 タマネギ焙煎強め、濃い茶色のカレーソースです。シュレッドチーズが少し散らしてありアクセントになっています。半熟卵も入ってるね。 カレーソース、香ばしさと酸味がまず初めにやってくるものでなかなかの出来、ちゃんとこの店の個性があると感じます。 ごはんの上にはハムカツが鎮座、四角いタイプのハムを１枚カツに仕立てたものの様子。なんだかとても愛らしいビジュアルで、ああ、ハムカツいいぞ、と心の中で呟きます。 十分な満足をくれるカレー店でありました。 currydesuyo.blog.fc2.com/blog-...

お店はとても雰囲気のある建物。店内も同じく落ち着いた空気で雰囲気がいい。人気でおすすめは「ミックスカレー（チキン＆キーマ）」 。カレーは良い意味で今風ではない、クラシックな白のプレーンな食器で出てくる。チキンカレーはさらさらなのでごはんをひたしたりスープ的に飲んだり。辛さより旨味が前に出る方向性。スープとして飲んでも成立する。骨付きのチキンも大変おいしい。キーマカレーは塩のエッヂが効いている。クラシックなキーマカレーの味わいで、旨味が強い。どちらもスパイス主張するものの、最近流行のスパイスのいずれかひとつふたつをぐっと前に出すような形は取らず融合しているバランス良いカレー。 hapi3.net/20200309_curry

イタリアンだし、スパゲッティだし。しかもカレースパゲッティはメニューになかったし。でもカレーです。カウントにどうしても入れたかった名物メニューは「シャンゴ風スパゲッティ」カツカレーではない。カツカレースパゲッティでもない。シャンゴ風なのです。ボリュームがすごいです。定番メニューでパスタ200gの大ボリューム、その上にソースとカツが乗ります。独特の甘さと苦味とコクの奥行きを持つミートソースがかかっています。変わったミートソースとかんじます。実はこのスパゲッティのルーツ、カツカレーがモチーフになっているそうなんです。独特な味とボリュームは魅力的。 hapi3.net/20201017_curry

古い喫茶店のような趣ある店内。35年も続いているお店。続いているのにはわけがあるはずです。 ドライカレーというものは大変興味深いものだと思っています。キーマカレーではなく、ドライカレー。ごはんがいいんです。パリッとかために炊いてあって気分が良い。おいしいです。そのターメリックで色がついた黄色いごはんを薄く薄く皿に敷き詰めてあって、これがまたいいん。喫茶店や洋食屋さんでたまに見かけるスタイルです。カレーはなんというか、スパイスそぼろという感じなんですよ。決め味の塩気を真ん中に据えてやって、そこにレーズンや甘酢タマネギ、福神漬けで甘みを加えてあげて。皿の上で自分の好みを作り出すわけです。手作りのコールスローがまたいいんです。 hapi3.net/20210803_curry