奇珍
塩崎省吾
2021/12/2
大正7年(1918年)に創業した老舗の中華料理店だ。店内は古びてはいるが清潔で配慮が行き届いている印象。 メニューは基本的な中華の他、竹の子ソバやネギソバも人気らしい。 焼きそばを注文し、そして待つこと12~13分ほど。こんもり山になった皿が運ばれてきた。麺は細麺でカリカリに揚げてある。なるほど、これで時間が掛かったのか。餡の具は豚肉・イカ・ナルト・モヤシ・玉葱・ニンジン・ピーマン。全体的に長崎皿うどんに似ているが、麺の色が茶色なのが大きな違いか。 餡の味付けは塩ベースなのだが、塩より甘さが特徴的だ。また汁気が少なく粘度が高いので麺は最後までパリパリと硬いままだ。香ばしい麺と甘い餡で、なんとなくお菓子感覚で食べ進めてしまった。ちなみにこの店は他のメニューも甘い方に寄った味付けらしい。甘いのが苦手な人は酢とカラシで味を調えると良いと思う。 2015年12月24日ブログより引用、是非ブログもご覧ください。 yakitan.info/archives/kichin
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