旧新橋停車場
歴史散歩マイスター
2021/12/14
日本の鉄道は,1872(明治5)年,新橋と横浜との間に初めて正式に開業されました。その鉄道を敷設するためにイギリスから招かれたのが鉄道技師エドモンド・モレル。彼は,のちに「日本鉄道の恩人」と称されています。 鉄道の正式開業と同じ年に竣工した新橋停車場の駅舎は,アメリカ人建築家リチャード・ブリジェンスの設計で,木造石張り2階建の西洋建築でしたが,1923(大正12)年の関東大震災で本屋が焼失してしまいました。復元された現在の「旧新橋停車場」の駅舎は,もとあった場所に,竣工当時の外観を忠実に再現して建てられています。 駅舎の背後に回ると,再現されたプラットホームがあり,ホーム脇にある見学窓からは当時の石積みを見ることができます。また,鉄道の起点を示す「0哩(ぜろまいる)標識」がもとあった場所に設置されていて,鉄道開業時に用いられていたのと同じ1本24フィート(7.3メートル)の双頭レールで軌道も再現されています。 駅舎内に設けられている鉄道歴史資料室の1階展示室では,発掘調査で出土した切符や汽車土瓶などの遺物が展示され,ガラス張りの床を通して旧駅舎の基礎石の遺構も見学できます。
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2021/10/28
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2021/10/28
日本の鉄道発祥の地。明治維新後の新政府は近代化のために新橋ー横浜間に鉄道を走らせることを計画、明治3年に起点となる杭(くい)が打ち込まれたそうです。現在の新橋駅から東へ350mほどの汐留地区にあり、鉄道歴史展示室は誰でも入れて無料です。 ejrcf.or.jp/shinbashi/faciliti...
(編集済み)
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