日光東照宮
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2022/6/27
眠り猫 墓地の入り口近くにある国宝眠り猫が、腰を浮かせたように見えるのは、家康が寝たふりをしていて睨みをきかしているためという解釈がこれまでだったが、日光東照宮特別顧問の高藤さんによると、これは遠くから見るのではなく、真下から見ることを想定したものであり、下から見れば寝ている姿である、そしてその猫の裏にはスズメたちの姿もあり、みんなが平和で過ごせる世の中を願ったものだとの解釈を示されていました。家康さん凄い方ですね、だからこそ250年以上もの間、徳川幕府が続いたんでしょうね。
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2022/6/26
陽明門 日光東照宮特別顧問の高藤さんによると、日光東照宮の数ある彫刻の中で一番重要なものは陽明門の中段にある子供たちの彫刻で、9つある真ん中のものとのこと。みずがめに落ちた仲間を救っている彫刻で、これは当時貴重と言われていたみずがめよりも人の命が大切であることを説いたもの。江戸幕府を開くことによって、子供たちが平和で元気に過ごせる世の中を実現したかった家康公の考えを反映しているものではないかとご説明されていました。とてもとても深いお話でした。
(編集済み)
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2022/6/26
唐門 TV番組 林修のニッポンドリルで解説していた日光東照宮特別顧問の高藤晴俊さんによると、唐門にある彫刻は、平和な時代を築いた伝説の王である堯と、その次の王である舜のどちらかという論争に対して、舜だと考える、それは、堯は自分の子供にではなく、優秀な人こそが国の舵取りをすべきと考え、舜に政権を譲った、そのことは徳川家においてもそうあるべきというメッセージであり、ゆえに舜の像だと考えるとのこと。そして、そのことが第15代将軍慶喜の大政奉還によって実践された、こう考えて良いのではないかとのこと。家康公のこの考えを引き継ぎながら実現していく慶喜公、すごい方ですね…。
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2022/6/25