京都市 中京区役所
2024/10/9
「河政印房」は丸太町通釜座にあり、昭和21年に創業された印章店です。現在は、3代目店主の河合良彦さんと祥子さんのご夫妻で経営されています。ご夫婦ともに、「一級印章彫刻技能士」であり、厚生労働省の「ものづくりマイスター」や、京都府の「京もの認定工芸士」、京都市の「未来の名匠」など、様々なところでその技術が認められています。今回はそんなお二人に取材させていだきました。 まず、印章店には3つの形態があります。1つ目は自分の店ではんこを彫り、販売する形態で、2つ目は職人さんに依頼(外注)したはんこを自分の店で販売する形態、3つ目は自身ではんこを彫るが店は持たない形態です。もともと河政印房は、2つ目の職人さんに外注する形態を取っており、はんこ作りに関する技術などは教わったことがなかったそうです。しかし、良彦さんと祥子さんは高齢化による職人さんの減少から、はんこ作りの技術が失われることを危惧し、京都府印章業協同組合によるはんこ作りの講習会に参加しました。その後、良彦さんと祥子さんは職人の道を歩き始められ、お店は1つ目の形態のような自分の店ではんこを彫り、販売する今の河政印房の形になりました。 city.kyoto.lg.jp/nakagyo/page/... ※令和6年9月17日時点の内容です。
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2024/10/9
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