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ベルツの像 - トップ画像

ベルツの像

店舗情報

東京都文京区本郷7-3-1 東京大学ルート検索
ベルツの像 - マップ画像
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東京医学校(東京大学医学部の前身)の教師として招かれたドイツ人の内科医師エルヴィン・フォン・ベルツは,1876(明治9)年に来日しました。 ベルツは,生理学をはじめ内科学・病理学・産婦人科学・精神医学などを幅広く担当して医学生に進んだ医療技術を伝達するとともに,当時の日本に多かった寄生虫病や急性・慢性伝染病,脚気などの研究も行いました。さらに草津温泉に注目して温泉治療の医学的有効性を見いだし,世界に紹介したことでも知られています。また箱根の旅館で働いていた女性の手が荒れているのをみて,「ベルツ水」というひびやあかぎれに効く化粧水をつくったことも有名です。医師としても,伊藤博文や井上馨ら政府高官を診察し,1902(明治35)年からは天皇・皇太子の主治医を務めるなど厚い信頼を得ていました。 ベルツは日本の近代医学の基礎を築いただけでなく,日本の美術・工芸品を収集し,弓道・剣道・柔道をたしなむなど日本文化の保護と世界への伝達にも貢献しています。 東京大学医学部附属病院の向かいには2人のドイツ人の胸像がありますが,左側がベルツで右側はベルツとほぼ同時期に外科を担当していたユリウス・スクリバの像です。

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