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ワグネルの記念碑 - トップ画像

ワグネルの記念碑

店舗情報

東京都目黒区大岡山2-21-1 東京工業大学ルート検索
ワグネルの記念碑 - マップ画像
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「近代窯業の父」といわれるゴットフリード・ワグネルは,ドイツの化学者で1868(慶應4)年に来日しましたが,その目的はアメリカ企業が長崎で始める石鹸製造の事業に参加することでした。 事業に失敗した後,佐賀藩に招かれ,有田焼に石炭窯を導入し,絵具としてのコバルト顔料の使用法を教えるなど,窯業技術の発展に努めました。その後上京し,大学南校,大学東校(いずれも東京大学の前身)で語学や物理・化学などを教えていましたが,1873(明治6)年,日本がウィーン万国博覧会に参加する際にはその御用掛を兼任し出品物の選択・製作の指導などにあたっています。 また,近代的な科学・技術・モラルを身につけた学生を育てる専門学校を設立すべしとのワグネルの文部省への進言が実り,1881(明治14)年には東京職工学校(東京工業大学の前身)が設置されました。ワグネル自身も1884(明治17)年からこの学校の教師に就任して日本で初めて「窯業学」の講座を開き,1886(明治19)年には「陶器瑠璃工科」を設置し,その主任官となってこれも日本初となる陶磁器やガラスの専門教育を進め日本の窯業技術の近代化に尽力しました。

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