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電気灯柱記念碑 - トップ画像

電気灯柱記念碑

東京都中央区銀座2-6-12
電気灯柱記念碑 - マップ画像
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電気灯柱記念碑

東京都中央区銀座2-6-12
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1878(明治11)年の3月25日,中央電信局開局の祝宴が開かれた虎ノ門の工部大学校大ホールで,イギリス人W・E・エアトン教授の指導のもとアーク灯が初めて点灯されました。これが日本における電灯の始まりで,3月25日は「電気記念日」とされています。 アーク灯は,放電による電極の発光を利用した電灯で,ガス灯に比べまぶしいほどの明るさだったといいます。その4年後の1882(明治15)年,銀座2丁目で日本初の電気の街灯(アーク灯)が点灯されました。これは,大倉財閥の総帥大倉喜八郎らによって設立準備が進められていた電力会社・東京電燈(東京電力の前身)が,電灯の宣伝を目的に行ったものです。 一般の人々が電気の灯りを見るのはこのときが初めてでした。2000燭光(1燭光はロウソク1本分の明るさ)というその明るさは「一にお天道様,二にお月様,三に銀座のアーク灯」といわれて評判となり,連夜,大勢の見物人がつめかけたといわれます。 電気灯柱記念碑はこれを記念するもので,1956(昭和31)年につくられました。また2016(平成28)年には,銀座2丁目のOkura House前に4代目となる「アーク灯記念灯」が建てられています。

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