立教学院発祥の地
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歴史散歩マイスター
2021/11/24
立教大学など立教学院のルーツは,アメリカ聖公会の宣教師チャニング・M・ウィリアムズが,1974(明治7)年に築地の外国人居留地に開いた「立教学校」という名の私塾にあります。立教学校は,その後の大火事による移転や閉鎖を経て,1883(明治16)年には,ハーバード大学で建築学を修めたガーディナー校長のもと,築地外国人居留地37番に尖塔や礼拝堂,寄宿舎などを備えた本格的なレンガ校舎が完成し「立教大学校」と称するようになります。しかしこの校舎は1894(明治27)年の大地震で倒壊し,記念碑のある場所に移転することになりました。なお築地居留地37番には,後に聖路加病院が開設されます。 記念碑は立教大学卒業の彫刻家が制作したもので,立教学院創立125周年を記念して2000(平成12)年に建てられました。碑の前面には「すべての人に仕える者になりなさい」との聖マルコによる福音書の一説が刻まれています。なお,立教大学が現在の池袋に移ったのは1918(大正7)年のことです。
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