一力
酒場ナビ
2021/8/3
やきとんは、どれも塩梅よく焦げ目を纏っている。レバは小振りで、ぎゅムっと旨味を詰まらせており、ハツはプツン、プツンと小気味のいい歯ざわりがたまらない。シロは、そこら辺のゴムみたいのとは全く違い、柔らかいけれど、柔らか過ぎない絶妙な舌触りが最高だ。 そして、すべて食して気が付いたのが〝焼き加減〟の匠さである。レバ、ハツ、シロ……どれもそれに合った焼き加減、タレの付け方が完璧だからこそ、このウマさに辿り着くのだ。これぞまさしく〝職人〟と言わずして、なんと言おう……!(2021年4月の緊急事態宣言以前に取材したものです。現在の営業状況は各店にお問い合わせください。) [著者]味論 saka-navi.com/archives/45966
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