平賀源内電気実験の地
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歴史散歩マイスター
2021/11/24
碑が立っているのは,かつての深川清住町で平賀源内の自宅があったところです。平賀源内は,博物学者,蘭学者,薬品会仕掛人,からくり師,洋画の導入者,小説を書く戯作者(げさくしゃ)など多芸多才な活動で知られる人物で,毛織物の試作,火浣布(かかんぷ)=石綿や寒暖計など数々の発明もしています。源内は,1776(安永5)年にここで静電気を発生させる装置=エレキテルをつくり,たびたび実験を行いました。エレキテルは,木製の箱についているハンドルを回し,摩擦で発生した静電気を蓄電板に蓄えて放電させるものです。当時のオランダでは医療器具としてとして使われていました。源内は,長崎に遊学した際に壊れたものを手に入れ,これをもとにつくったと考えられています。源内が製作したエレキテルは2台が現存していますが,うち1台は国の重要文化財として郵政博物館(墨田区押上1-1-2 東京スカイツリータウン・ソラマチ9F)に所蔵され,不定期で展示されています。
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PresentSword
2021/2/28
意識しないと見過ごしそうですが、ポツンと記念碑があります。
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PresentSword
2021/2/28
地点が新しく作成されました。
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